イギリスの人気シェフ『ジェイミー・オリバー』のメニューの中から、失敗しないカレーのレシピをピックアップしてみました。カレーはもともと失敗しないメニューの代表みたいなものだと思いますが、ご紹介するのは「技術的な失敗」だけではなく、「英文解釈が誤っていた」という失敗をしてしまったとしても、多分それなりの味になるであろうレシピです。
私はイギリスでも日本でも、月に一回くらいはこれを作っています。一般的な日本の固形カレールーで作るよりも健康的でおすすめですよ。日本で作る場合のおすすめカレーパウダー(700円くらい)もご紹介しています。
Jamie Oliver (ジェイミー・オリバー)とは
イギリスが世界にほこるシェフ/社会事業家。1975年生まれ。幼いころよりパブ・レストランを経営する両親の手伝いを通じて、料理に親しむ。難読症のため学業をあきらめ、16歳で料理人の道へ。BBCの料理番組「裸のシェフ」で世界的な人気を博す。食を通じた社会貢献、啓蒙活動にもきわめて熱心で、英国の学校給食改善運動や、ストリートキッズ支援運動など、自ら団体をたちあげ精力的に活動している。1999年には、ブレア首相の公式行事の昼食も担当している。
Amazon 著者紹介ページより
自信満々のトークで親しみやすいメニューを冗談言いながら手早く作り、男前に盛り付けるジェイミーのクッキングはもはやショー。
Save with Jamie
ジェイミーの2013年に発売された『Save with Jamie』は、Shop Smart, Cook Clever, Waste Less がテーマ。それでいて、一食あたり1ポンド以下なのに栄養もあるレシピも掲載。本国イギリスのAmazon UK のレビューをみると、いかに人気だったかわかります。

Pukka Yellow Curry

その『Save with Jamie』より、おすすめのカレーレシピを紹介します。
“プッカ”・イエロー・カレーと読んでしまった方、ハズレです。ケンブリッジディクショナリーで発音を聞いてみてくださいね。”Pukka” は、インドが語源のイギリスのスラングで、本物とかクオリティーの高いものを言い、ジェイミーもこのスラングを多用します。
このPukka Yellow Curryはチキンカレーなのでベジタリアン・ヴィーガンメニューではないのですが、パプリカ、コリアンダー(パクチー)、玉ねぎなど、野菜が多く入っていて、とても健康的です。作り置きにもぴったり。
おすすめのカレーパウダーと分量
イギリスにいるころはBARTのパウダー(HOT)を使っていましたが、日本ではスパイス以外の余計なものが入っていない『インデアンカレー』がおすすめです。近所の安売りスーパーでも手に入れることができました。
『インデアンカレー』を使う場合、カレーパウダーはレシピ分量の倍、水は少なめがおすすめです。(分量通りに作ると、カレーというよりは、カレー味のスープみたいなものが出来上がります。)
私はコリアンダーを倍量で作っていますが、多少野菜や調味料の分量が違っていても、問題なく出来上がりますよ(多分)。後から入れるはずの玉ねぎを最初から全部チョッパーで粉々にしてしまったりとか、チックピーを入れ忘れて完成直前に慌てて全投入したりとか、これまで様々な間違いをしていますが、完成するころには毎回だいたい同じ味になっています。

【新発売】Russell Hobbs (ラッセル・ホブス)のチョッパー
このカレーを作るのにおすすめするクッキングツール、ミニチョッパー。
イギリスブランドの『Russell Hobbs (ラッセル・ホブス)』から、新しいチョッパーが5月に発売になるようなので、そちらを使ってイギリス気分を高めてみてはいかがでしょう。3月31日(水)までは、クラウドファンディングMakuake で少しお安く買えるようですよ。
さいごに

失敗しないジェイミー・オリバーのPukka Yellow Curryレシピとラッセル・ホブスのチョッパー新発売のご紹介でした。ジェイミーのレシピは、材料もシンプルで手順も比較的簡単なものが多いので、英文レシピデビューにもおすすめです。



Comments