イギリス家電のラッセル・ホブス、電気ケトルの注意点

イギリスの代表的なキッチン家電ブランド、Russell Hobbs(ラッセル・ホブス)の電気ケトル、2013年頃に日本で購入したシルバーが壊れてしまったので、ブラックに買い替えました。説明書を読む必要がない家電ナンバーワンと信じていた電気ケトルですが、きちんと読むべきでした。

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日本で買えるラッセル・ホブス

イギリスに比べると種類がそんなに多くはありません。でも、どれもシンプルで飽きのこないデザイン。イギリスから日本に帰国して、キッチン家電はラッセル・ホブス大優先でそろえました。

そして、1年後にまたイギリスに引っ越した際も、ウェールズで借りた家でラッセル・ホブス使ってました。

私は電気ケトルというものを、イギリスに住んでから使い始めたのですが、まず驚いたのが、スイッチを押すと、ほぼ同時にジ〜っと沸き始めること。日本だともう少し長くかかりますよね。

使用感想(日本にて)

シルバー

2013年頃に買ったラッセル・ホブスの電気ケトルを、ほぼ毎日使ってみた感想です。

好きなところ

  • デザインがシンプル
  • お湯が触れる部分がプラスチックでない
  • 握りやすいグリップ
  • 注ぎ先が遠すぎないのでコントロールしやすい

ちょっと使いにくかったところ

  • 汚れが目立つ
  • 汚れが目立つから頻繁にメラニンスポンジで磨いていたら4年目ぐらいにロゴの半分が剥がれた

2年は海外にいたので放置、4年ほど毎日使ったら、注ぎ口の付け根あたりから水が漏れるようになり、軽く振ってみると本体のどこかでネジ1本外れているようなカラカラという元気のよい音がしました。

取扱説明書に書かれている「水をいれたままにしない」という注意事項をきちんと守っていれば、もっと長く使えたかもしれません。

(残った水を入れたままにしたり、朝コーヒーをすぐに沸かせるように夜のうちから水入れておくとか、毎日やってしまっているのって私だけでしょうか。)

ブラック

使用感想は、シルバーとほぼ同じですが、マットなので汚れが目立ちづらいのと、沸騰したてのお湯が入っている本体に触れてしまった時に、シルバーよりも若干やんわり熱さが伝わるような気がしました。私は調理中のSTAUB鍋の「素手持ち」で指の皮を鍛えているので割と平気です。

最近のモデルは本体の下に滑り止めの小さな足が2つ付いてますね。デザイン的にはない方がすっきりしてますが、注いだ後テーブルなどに置く際には安心感があってよいです。

以前はカフェのショートサイズが4杯分沸かせる
シルバーの1.0L、今回は3杯分沸かせる
ブラックの0.8Lを購入。

使用上の注意点

先日、無意識にケトルを傾けていたら、スイッチ部分からお湯が流れ出てきました。交換依頼する前に、念のため取扱説明書を読んでみたら、このような注意書きがありました。(故障ではなかったようです。)

ケトルを後方(取っ手側)に傾けないでください。傾けるとスイッチ部分からお湯が漏れる場合があり、やけどする恐れがあります。

漏れる場合があるというか、半分以上水が入っていると、ほぼ漏れます。いや、漏れるというより流れ出ます。

その昔、ほぼ全冊読んだ本田直之さんの本のうちのどれかに、家電やデジタル機器を買ったらまず一通り説明書を読みなさいというアドバイスがあったことを思い出しました。(それは今回の私のように注意事項を見落とすからでなく、便利な機能があることに気がつかずに面倒なことをしては時間の無駄だから、というものだったと思いますが。)

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ラッセル・ホブスのお湯流れ出し問題は、安全な角度を手首に覚えさせれば、なんてことはありません。日本にいながらラッセル・ホブス家電を使って、イギリスのキッチンにいるような錯覚に陥ってみませんか。


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