もしあの時、違う道を選んでいたら『海の挽歌』 阿刀田高

定期購読しているクレア・トラベラーがオフィスに届いて、電話しながらパラパラっと見てたいら、ドゥガの写真が目に入ってきました。

2013年1月に旧ブログにアップした投稿です。

それは、阿刀田高さんが過去にカルタゴに因んだ本を書くために訪れたチュニジアのことを語っている「私の最高の思い出」という連載ページでした。

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『海の挽歌』 阿刀田高

その旅行の後、「もしもハンニバルがローマに勝っていたら」と、「あの時、違う道を選んでいたら」をかけた「海の挽歌」という小説を出版されたらしいです。残念ながらもう絶版らしく、アマゾンのマーケットプレイスで買いました。

物語の結末はちょっと悲しすぎるのですが、この部分が好きでした。

人生なんて、右へ行くか左へ行くか、分岐点の連続だろ。あのときあっちの道へ進んでいたら、どうなっていたか、その後の人生がまるで変わっているようなことっていくらでもあるじゃないか。

一つの道を選ぶたびに、無数の可能性を消していく。一つの人生の陰には、こうして消えていった人生の幻が山のように存在しているわけだろ。一種の亡霊だな。実態はなにもない。

ただ、もしかしたらあったかもしれない人生がいっぱいさまよっている。

『海の挽歌』 阿刀田高

昔よく訪れていた街を歩いていると、そんな “亡霊たち” のことを考えることがあります。もしかしてあったかもしれない人生は、私の場合、運だったのか決断だったのか分からないけれども、あの時選ばなくてよかったと思っている人生です。

思い切れなくて、イギリス留学しなかった人生

・・・危ない、危ない。思い切ってよかった。

『運のいい人の法則』Richard Wiseman

最近、運について考えてこんな本を読み始めました。イギリスのリチャード・ワイズマン博士による 『運のいい人の法則』で、運のよい人が無意識のうちに従っている4つの法則とは、こんなことらしいです。

運のよい人が無意識のうちに従っている4つの法則

 ・チャンスを最大限に生かす
 ・虫のしらせを聞き逃さない
 ・幸運を期待する
 ・不運を幸運に変える

選らなばくてよかったと思っているけれど、時々思い出す “亡霊たち” はちょっとかわいい存在でもあります。

#もうすぐハロウィン

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