今年も「かかとガサガサの季節」がやってきました。
かかとのガサガサが初めて気になったのはもう10年以上も前。母の確定申告を手伝うためにイギリスから日本に一時帰国していたら、自然災害でライフラインが絶たれイギリスどころか東京にも戻れず、実家で2か月近く過ごしていた時でした。
水分不足?
寝泊りしていた子ども部屋の絨毯の上を歩くと、かかとがひっかかってガサガサして、歩きづらいほど悪化していることに気が付きました。お風呂に入れない日々を過ごしているからなのか、水分が足りていないのか、湧き水をペットボトルに汲んで坂道を往復しているからなのか、いずれにしてもそれは一時的なもので、普段の生活が戻ってくれば自然と治るだろうと思っていました。
イギリスに戻った頃には5月になっていて、いつもの生活を取り戻していくうちに、かかと問題なんてすっかり忘れていました。それから毎年寒い季節になると、私が忘れていても、かかとはちゃんと忘れずにガッサガッサになります。
キャサリン妃だって
何年か前にイギリスのマスコミが、キャサリン妃のお疲れ気味の足について写真付きで記事にしたことがありました。(確かロンドンオリンピックの頃)それを見て安心したり勝手に親近感持ったりしつつ、私もせめてかかとくらいは綺麗でいたいなと思いたち、エステでフットケアをしてもらいました。昔から、即効性がないと即効飽きてしまうタイプなので、自分で毎晩お手入れするよりもエステに行くのが一番早いと思ったのですが、その試みは残念な結果に終わりました。
即効性のあった便利なスティック状クリーム
ところが、結構身近に即効性があるものがあったのです。確かイギリスのマツキヨ的位置づけの薬局『Boots』で買ったHeel Repair 25g(おそらく5ポンドくらい)。靴の修理グッズみたいな響きですが、かかとのガサガサにうるおいを与えてくれるクリームで、ココアバター、ペパーミントオイル、シアバター配合のナチュラル系。巨大なリップスティックのような形状なので、手をベタベタにせず使えます。正直なところ普通のクリームでもおそらく同じくらいの効果になるのではないかと思いました。ただ、スティック状なのがとても便利で、効果もすぐに感じられたので楽しく継続できました。
Palmer’s Cocoa Butter Formula Heel Repair Stick
Ingredients
Theobroma Cacao (Cocoa) Extract, Mineral Oil (Paraffinum Liquidum), Microcrystalline Wax (Cera Microcristallina), Theobroma Cacao (Cocoa) Seed Butter, Butyrospermum Parkii (Shea) Butter, Dimethicone, Fragrance (Parfum), Tocopheryl Acetate, Mentha Piperita (Peppermint) Oil, Menthol, Isopropyl Myristate, Zea Mays (Corn) Oil, Beta Carotene (CI 40800), Benzyl Benzoate, Benzyl Cinnamate
Produce of USA
E.T. Browne (U.K.) Ltd., London, N3 1XW, England.
日本で売っているものだと、小林製薬の『なめらかかと 30g』。(今はこれを愛用中です。)かかとにこれをベッタベタに塗った後は、ヨガじゃなくてマットとして使っているヨガマットを誤って踏み、拭いても取れない跡を付けてしまわないよう気を付けながら、くつしたを履きます。
無印良品の足なり直角ショート丈靴下
かかとお手入れ用ソックスだと、きつくて足首に跡がついてしまったので、無印良品の『足なり直角 口ゴムなし ショート丈靴下(税込み230円)』を使っています。ある程度まで通常使用でくたびれさせて罪悪感を無くしてから、つま先部分をカットし「おやすみ用くつした」にしています。
イギリスでは今でもBootsやASDAでこのHeel Repair見かけますでしょうか。私のようにかかとガサガサ問題にお悩みでしたらおすすめです。
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