大学院留学やワーホリをご検討中の方は、今ごろ海外渡航準備の真っ最中ではないでしょうか。私は二回目の渡英が大学院留学のプレマスター(大学院進学準備コース)から始まるイギリス生活に同行する目的だったので、毎年この時期になると渡英準備していた頃を思い出します。今日は、一回目の単身渡英も含め10年以上となった海外生活を振り返ってみて、やっておくべきだったと後悔していることと、最近買った富士フイルムのカメラについて書いてみました。
海外生活準備中と渡航中の後悔
- 出発前にもっと親孝行しておくべきだった(1、2年と思って出発し、10年になりました。)
- 英語をもっと事前に勉強しておくべきだった(TOEICの勉強をして、なんとなく準備した気になってました。)
- ミラーレスカメラを持っていけばよかった(動画を全く取らず、iPhoneの写真撮影だけですませてしまいました。)
1.と2.はどこまでやってもきりがないし、これで準備万端ということがないと思うので、ある程度はしようがないのですが、3.のカメラを持って行かなかったことについては、1.2.に比べると簡単にできたことなので、とても後悔しています。しかも、日本帰国後にiCloudの操作を誤り海外生活最初の10年にiPhoneで撮った写真を全て消してしまいました。今度また海外生活するとしたら、カメラと撮影スキルを持って渡英(またイギリス?)したいなと思います。
2023年6月29日に富士フイルムからX-S20というミラーレスカメラが発売になりました。自分が今から海外留学やワーホリに行くなら、このカメラを選ぶかなと思ったのでその理由についてリストしてみます。
小さくて軽い
何年か前にSonyのa7Cという「軽量」と言われているミラーレスカメラを買いました。コンパクトデジタルカメラを除くと自分にとっては初めてのカメラです。できるだけコンパクトなレンズを選びましたが、それでも「重いから置いていこう」となってしまう日が結構ありました。フルサイズのカメラは、本体が小さく軽量でもレンズが重いのでバッグが重くなりがちです。
FUJIFILM X-S20 重量 | 約491g(バッテリー、メモリーカードを含む) |
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FujifilmのX-S20はキットレンズのセットや単焦点F2などを選べば本当に小型で軽量です。あのシーンだとこのレンズでは物足りないだの、単焦点じゃないとボケ具合が物足りないだの色々考えてしまって荷物も増えるし、検討することに膨大な時間を費やしてしまいそうですが、ミラーレスカメラ最初の一歩だったら迷わずX-S20(XC15-45mmレンズキット)から始めると良いのではないかと思います。ストリートやパブに持って言っても仰々しくなく、フライトの際に手荷物重量を減らせます。
そのままでキレイ
富士フイルムのカメラを使いたい人のほとんどは、フィルムシミュレーションと呼ばれるフィルターを通してみる色味が好きだからではないでしょうか。Instagramのように、自分のお好みのフィルター(複数選択可)をセットして撮影できるので、撮影後に色編集しなくとも十分綺麗です。もちろんカラーグレーディングをすることも可能ですが、限られた海外生活の時間を編集に費やすのはちょっともったいないと思ってしまいます。
X-S10(一つ前の型)と、X-S20とセットでお得に買えるレンズXC15-45でも、こんなemoな絵が撮れるようです。イギリスのBBQシーンが素敵に記録されていますね。
言語を簡単に英語にスイッチ(スイッチバック)できる
iPhoneやMacBookの言語設定みたいに、カメラも英語にしたり日本語に戻したりできるのが普通だと思っていたのですが、Sonyのカメラはそれができませんでした。日本で買った私のa7Cは言語設定を英語に変えられません。私は海外生活が長かった割に英語が得意でないのですが、カメラ用語や写真用語は日本語でも分からないから英語で学んでみようかなと思っています。これから海外生活をはじめようとしている方は、現地の人と写真のことを話す機会も多いだろうし、英語にスイッチできるカメラだったら便利かもしれません。Fujiのカメラなら日本で買ったものでも英語や他の言語に設定できます。イギリス含め各国のプラグソケットまで付いて来るのも、ちょっと嬉しいポイントです。
軽くて小さくて、編集しなくても色が綺麗で、英語で使えるカメラ、ということでFujiはおすすめだなと思いました。(X-S20だけでなくFujiの小さいカメラは新品で手に入りづらいことが難点ですが。)
海外留学、ワーホリで気をつけたい海外旅行保険
イギリスで暮らしていた頃、一人暮らししていたフラットに空き巣が入りMacBookを盗まれました。事前加入していた海外旅行保険で生活用動産をカバーしていたため、無事に保険金で新しいMacBookを現地調達することができました。出発前は一人暮らしなどする予定はなかったので、海外旅行総合保険の中で「携行品損害」を付つけようとしていたのですが、念のため「生活用動産(長期契約用)」にしておいてよかったです。生活用動産は「携行」しているとき以外の被害についてもカバーされ、限度額が「携行品」より大きいことが多いです。一人暮らししていたフラットからカメラやパソコンが盗まれた場合、携行していたものでないので「携行品」ではカバーされませんが「生活用動産」なら携行中の物でも家に置いてあった生活用動産でもカバーされます。
一通りの総合保険に入っていれば、盗難だけでなく、風邪を引いて地方都市からロンドンの日系病院に行く際などの交通費もカバーされたりするので、海外に長期滞在するなら何かしらの海外旅行保険に入っておくと心強いと思います。私はイギリスで就職するまでの間(学生ビザで滞在している間)ジェイアイの保険に加入していました。
英語でカメラ・Fujifilmを学ぶ おすすめの海外YouTubeチャンネル
FujiメインもしくはFujiのカメラを持っているYouTuberのチャンネルで、自分がよく見ているもの(ちょっと見かけたチャンネル含む)をリストしてみました。一緒にFujifilmのある暮らしをはじめ、英語とカメラを同時に学びながら海外生活に備えてみませんか。
Joe Allam イギリス英語/日本でのストリートフォトグラフィー多め
Roman Fox イギリス英語/Fujiでのストリートフォトグラフィー
Wild and Free Victoria イギリス英語/この35mm F1.4のレビューが印象的
(Victoriaさん、イギリスの語学学校の先生にいそうなタイプに見えるのは私だけでしょうか・・・)
Goughie イギリス英語
Kahvihuone8487 ヘルシンキの暮らし系チャンネル/XT3
TOPJAW イギリス英語/ JesseがXT3ユーザー?
John Branch IV Photography ニューヨークのウェディングフォトグラファー
Samuel Elkins
LONDON DIARIES by Daniel Simmons/イギリス英語 X-T4
イギリスに長期滞在してVlogを初めてみようと思う方に参考になりそうなチャンネル。フォトグラファーではないDanielによるロンドンダイアリー。X-T4のシルバーを選んだのは街中などで撮影する際にless serious(カジュアルに)見えるかららしいです。
他にも富士フイルムのカメラで癒される英語のチャンネルがありましたら、後日このページに付け足したいと思います。おすすめありましたら教えてください。
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