クラウド確定申告、freeeにしたら宣伝通り本当にカンタンでした【MacとiPhoneだけで電子申請・提出まで完結】

青色申告の作成・提出を今年は税理士に頼まずに「クラウド確定申告、提出もオンライン」に初挑戦してみました。

1年分の取引記録から始めて作業時間にして合計2時間くらいで作成・提出できました。フリーランスやサラリーマンの副業の方に参考になりましたら幸いです。

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今回の確定申告作成・提出で私がやりたくなかったこと

クラウド確定申告

確定申告提出までの一連の作業で私がやりたくなかったことは、

  • 取引の手入力
  • 税務署に出向くこと
  • プリントアウトした確定申告を郵送で提出すること
  • カードリーダーを用意すること
  • 国税庁・e-Taxのウェブサイトを熟読すること

これらを避けて、MacとiPhoneだけで完結する方法を希望していました。

サラリーマンが副業を行っている場合、その副業の所得が雑所得であれば国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にアクセスしてスマホで電子申告することができます。

事業所得や不動産所得があるサラリーマンは、確定申告書等作成コーナーを介してスマホ申告はできません。でも、クラウド確定申告ソフト経由なら申告(提出)することができるそうです。

そして、私がやりなくなかったことことは、すべてやらずに済みました。

クラウド確定申告ソフト「freee」か「マネーフォワード」で検討

クラウド確定申告

去年まではクラウドツールから「直接」提出となると、freee一択だったと思います。

2021年2月からはマネーフォワードもスマホから電子申請に対応したようですね。freeeかマネーフォワード、どちらにしたとしても操作の簡単さはさほどは変わらなかったのではないかと思います。

私は普段マネーフォワード会計・勤怠・給与計算・請求書、マネーフォワードMEと使っていて、使いやすさの恩恵を受けているので、自分の確定申告もマネーフォワードにするか直前まで検討していました。

ただ、何年もやってる割に「仕分」「貸方」「借方」というキーワードを聞いただけで一気に興味がなくなってしまう私は、取引ベースで入力・作成できるfreeeを選んでよかったかなと思っています。

マネーフォワードにも確定申告操作の質問をしてみたりしたのですが、チャットサポートの丁寧さ、初心者からの質問に対しての根気強さ(?)はfreeeの方があるのかなという印象でした。

2時間で作業終了できた訳

クラウド確定申告

今回は確定申告作成作業を始めるタイミングで1年分すべての取引記録をしました。

こんなところから始めても2時間程で終わったのは、以下の理由からだと思います。(1年分もほったらかすことの良し悪しは追求しないでください。)

  • 入出金のある銀行口座を1箇所にまとめてあり、オンライン利用手続きをしてある
  • 事業用として計上する出費はすべて専用のクレジットカードで決済している
  • レシート撮影してデータを取り込む取引がない
  • マイナンバーカード(プラスチックの)を取得している
  • iPhone がマイナンバーカードを読み取りできる機種だった

ひとつだけ想定外だったのは、マイナンバーの電子証明書の期限切れだったにもかかわらず、iPhoneがデータの読み込み完了したように見えて、そこからエラーで進めなくなってしまったことです。

仕方なく行政の窓口まで出向いて暗証番号を再設定した後、再度利用者識別番号の登録をしました。

2回登録すると1回目の利用者識別番号は上書きされ、再度紐付けする作業が必要になりますが、いづれもfreeeの電子申告アプリとヘルプページを参照してすぐに解決できました。

freeeの料金

freee料金
2021.2現在 freeeウェブサイトより

freeeの有料コースは3通りあり、30日までは無料で試すことができます。

スターターコースを選んで無料期間のうちにチャットサポートで質問しながら確定申告提出して、その後解約したらどうなるの?と思ったのですが、さすがにそれはできなくて、支払いを始めるまでチャットサポートは使えません。

私はサインアップしてすぐにスターターコース(月額払い1,180円/月)の支払いを終え、チャットサポートにお世話になりながら確定申告を完成させました。ちなみに、月額払いを選択する場合、月の途中で開始しても損しないのでいつでも確定申告作業にとりかかれます。例えば2月18日に契約すると、有効期限は2月18日 〜 3月17日で、3月18日が更新日(自動支払い処理が行われる支払日)となります。

確定申告の提出が終わったとたん「普段からちゃんとしておけばよかった」というさっきまでの反省を一瞬でなかったことにして、また1年放置しようと考えてしまう方は、そこで無料プランに変更することができるようです。

変更してしまうと一部のデータにしかアクセスできなくなりますが、支払いを再開すればまた参照することができます。確定申告作業をスピーディーに終わらせることができるのであれば1,180円だけで使えてしまいますね。

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さいごに

去年はちょっと楽をして、税理士にお願いしたので自分では確定申告ノータッチでした。以前は弥生の青色申告オンラインを使って作成し郵送で提出していたこともありました。

今年はマイナンバーのところで一瞬迷ったものの、freeeのおかげでスムーズに提出することができました。一度クラウド確定申告での作成・提出を味わうと、もうこれ以外はやりたくないですね。

正直なところ、「こういうのって大体は宣伝しているみたいにカンタンじゃないのよね」と半分疑いながら始めたのですが、予想以上にスムーズに終了することができたので、これから作成の方がいらしたらおすすめです。


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